集中監査で55社中47社に法令違反確認、中部

行政・団体中部運輸局が11日に発表した「貨物自動車運送事業者に対する集中監査結果」（速報）によると、10月に実施した集中監査で、対象の55社のうち47社に法令違反が見つかった。

違反事業者数が多かった項目順に、「乗務時間など」が30社、「点呼未実施」が26社、「乗務記録記載不備」が18社、「健康診断未受診」が17社、「適性診断未受診」が13社――と続いた。

同局は今後の対応について、「違反を確認した47事業者に対しては、違反事項を直ちに改善するよう指導を行っており、今後、基準に基づき厳正に行政処分を行うとともに、確実な改善を確認していく」とコメントを残した。

▲実施結果の概要（出所：中部運輸局）