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中部運輸局、立入検査で半数以上が違反

2011年10月31日 (月)

話題中部運輸局は31日、トラック事業者に対して9月に実施した立入監査の結果を公表した。

 

監査は、過労防止状況、点呼状況などの運行管理関係、定期点検整備の状況、NOx・PM法不適合車両の使用などの車両管理関係を重点項目として実施。この結果、対象事業者52社のうち、36社で違反の事実を確認した。

 

07年度から比較すると、違反事業者の割合は減少傾向となっているが、依然高い割合で推移しており、違反事業者36社のうち30社に輸送安全規則(運行管理関係)の違反が確認された。

 

中でも、拘束時間、連続運転など輸送の安全確保の基本である点呼関係、乗務時間の違反割合が高く、それぞれ15社、20社が違反していた。また、愛知県では「名義貸し行為」が確認された。

 

中部運輸局では、違反事業者に対して直ちに改善するよう指導しており、「今後、行政処分基準に基づき厳正に処分を行う」としている。