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SGHD、減収続く中国3PL事業者をグループ化

2019年12月20日 (金)

国際SGホールディングスは20日、傘下でロジスティクス事業を手掛ける佐川グローバルロジスティクス(SGL)を通じ、2020年3月31日に上海虹迪物流科技股フン(RUNBOW社、中国)の株式の70%を取得することを発表した。

RUNBOW社は2006年に設立された上海を拠点とする3PL事業者で、上海・成都・武漢・西安・天津・瀋陽の物流拠点を用いて、アパレル・ケミカル業界を中心に大手企業と強固な顧客関係を築いている。

SGHDは、グループが国内事業で培った倉庫オペレーションの改善手法やWMS(倉庫管理システム)、省人化・自動化ソリューションのノウハウをRUNBOW社へ導入。RUNBOW社の既存顧客に対して良質なサービスを提供するとともに、中国に進出している日系企業の物流需要も取り込みたい考え。

RUNBOW社の2018年12月期通期の業績は、売上高が約79億9400万円、営業利益が約3400万円、最終利益が約3800万円で、売上高は少なくとも2期連続で減少、営業利益も落ち込んでいる。