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調整後営業利益は4.7%の増益確保

日立物流、SGHDとの協業目標値に届かず

2019年4月26日 (金)

ロジスティクス日立物流の前3月期連結決算(IFRS)は、売上高が1.2%増(前期比)の7088.3億円、調整後営業利益が311.9億円(4.7%増)、最終利益が227.8億円(8.9%増)となった。

売上が計画値に12億円届かなかったものの、営業利益は2億円上回りほぼ計画通りに推移した。

一方、提携関係にあるSGホールディングスとの協業については、目標値を2018年4月に当初の「売上500億円、営業利益20億円」から「売上200億円、営業利益20億円」へ引き下げたものの、3月期末時点の実績は「売上157億円、営業利益18億円」で着地。

国際事業の協業効果が限定的だったものの国内事業は車両や拠点のシェアリング効果を確認できたとして、検証中の次世代ビジネスモデルと併せ、引き続き目標達成に取り組む。売上200億円、営業利益20億円の協業目標は9月末までをメドに達成を目指す。

今期は売上高が7000億円(前期比1%減)、営業利益が315億円(1%増)と前期並みを予想。エーアイテイー(AIT)との協業プロジェクトやECプラットフォームの事業化などに取り組む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高708,831 [1.2%]535,838 [1.8%]352,385 [2.5%]174,772 [3.5%]
営業利益31,192 [4.6%]24,060 [9.8%]14,849 [5.6%]7,422 [13%]
最終利益22,786 [8.9%]17,435 [12.7%]8,324 [-10.8%]5,050 [5.5%]
売上高営業利益率4.4%4.5%4.2%4.2%