神戸市、空港物流用地の分譲・賃貸事業者を募集

ロジスティクス神戸市は2日、神戸空港島総合物流施設用地で物流関連施設を建設し、経営しようとする事業者の募集を開始すると発表した。

公募区画は、神戸空港（神戸市中央区）総合物流用地5区画で、合計面積は8万3500平方メートル。もっとも小さい区画は2900平方メートルで、順に7000、2万200、2万6400、2万7000平方メートルとなっている。

用途地域は準工業地域で建ぺい率60％、容積率200％。最低面積は1000平方メートルから区画を分割して申し込むことができる。市では、航空貨物を取り扱う倉庫などの物流関連施設を想定している。

分譲価格は1平方メートルあたり27万円で、神戸空港の機能強化、空港島の活性化につながる事業であればインセンティブを適用し、1平方メートル13万5000円と半額にする。

また、分譲と併用して賃貸（事業用借地権設定契約）での申し込みも可能で、賃料は1平方メートル当たり月額500円。この場合、期間は10年間とし、20年まで延長できる。保証金は月額賃料の12か月相当額。

今月7日から「公募のしおり」の配布を開始し、14日から20日まで申込みを受け付け、9月頃に事業者を決定する。

■公募区画位置図
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2012/08/img/20120802171401-1.pdf