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商船三井ロジ・タイ、親会社の現法一部事業を吸収

2020年1月20日 (月)

国際商船三井ロジスティクスは20日、タイ現地法人・MOLロジスティクス(MLGタイ)が、1月から商船三井のタイ現地法人であるMOLタイの国内物流、通関部門を吸収し、総合物流事業を強化することを発表した。

MLGタイは、1993年の設立以来、国際航空・海上フォワーディングを中心に物流サービスを提供してきたが、「急速に変化するニーズに合わせた総合物流サービスのメニュー拡充と一層の品質向上が必要」と判断し、MOLタイが培ってきた国内物流と通関のノウハウと、その人材をMLGタイに結集することとした。

これによりMLGタイは、同国で国際航空・海上輸送フォワーディング、通関、国内トラック輸送、鋼材・ケミカルなどの特殊輸送、機械据付けなどを手掛ける総合物流企業として従業員600人を抱えることとなった。

今後同社は、鋼材やケミカルなどの特殊輸送にも対応するため、400台規模の自社フリートを整備し、世界26か国、126拠点をカバーする海外ネットワークに地域に密着した専門性の高いサービスメニューを加えることで、高品質の物流サービスを提供していくという。