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トーキョーオタクモードが越境EC物流サービス参入

2020年1月27日 (月)

ECトーキョーオタクモード(米・デラウェア州)日本支社は27日、同日から越境ECの物流アウトソーシングサービス「セカイロジ」の提供を開始した、と発表した。

同社は、日本のアニメ・マンガ・ゲームなどの「オタクカルチャー」を世界に送り届けることを目的とし、アニメグッズのECサービス、越境EC配送代行、翻訳業などを手掛けているが、今回発表した「セカイロジ」では、越境配送に特化したクラウド型の物流アウトソーシングサービスを提供する。

▲「インテリジェント・ロジスティクス・センター・プロト」の内観(出所:大和ハウス工業)

最初の荷主として、国内最大のクラウドファンディング会社「キャンプファイヤー」(東京都渋谷区)と提携し、国内外の返礼品配送を取り扱うことが決まっており、実際の配送手配には大和ハウス工業の従量課金制物流シェアリングモデル「インテリジェント・ロジスティクス・センター・プロト」(DPL市川2階)を使用する。

「セカイロジ」は、従量課金制で1ピースから在庫保管可能。海外発送では、EMS、国際eパケット、SAL便(エコノミー航空便)などに対応し、24時間対応のクラウド型システムで商品登録・入庫・在庫確認・出庫などの指示を受け付ける。

同社は10社限定で「モニター荷主」を募集しており、採用された事業者は、アカウント発行費用と初回100個の出荷手数料を無料とするという。

▲「インテリジェント・ロジスティクス・センター・プロト」が入る「DPL市川」の外観