財務・人事ディーエムエス(DMS)が28日に発表した、2020年3月期第3四半期(19年4-12月期)決算によると、ダイレクトメール(DM)事業が堅調に推移したことで売上高は211億8800万円(前年同月比3.2%増)、営業利益は13億1000万円(26.9%増)となった。
DM部門は、既存顧客の取引窓口拡大と新規受注によって、通販、印刷、金融・保険などの取り扱いが増加。部門売上は174億2700万円(3.1%増)、部門利益は15億2700万円(9.6%増)となった。
物流部門は、高採算の新規大型販促支援物流を獲得したものの、前期に一部大型案件を失った影響から、売上高は22億5900万円(5.6%減)の減収となったが、労務費の抑制により部門損益は4700万円(前年同期500万円の損失)と黒字を確保した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 21,188 [3.2%] | 14,410 [8.1%] | 6,930 [0.9%] | 26,779 [11.6%] |
営業利益 | 1,310 [26.9%] | 816 [36.2%] | 413 [26.7%] | 1,366 [24.4%] |
最終利益 | 935 [30.4%] | 593 [40.2%] | 305 [30.3%] | 953 [24.3%] |
売上高営業利益率 | 6.2% | 5.7% | 6.0% | 5.1% |