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北陸地整、富山港から海外へ農水産品の混載輸出

2020年2月4日 (火)

ロジスティクス北陸地方整備局は3日、北陸地域で生産された小口の農林水産品を1つの冷凍冷蔵コンテナに混載し、伏木富山港から越・ハイフォン港まで輸送する実験を行うことを発表した。

実験では、2月6日に冷凍品(水産加工品)と冷蔵品(飲料・調味料・加工食品)の梱包作業を行い、冷蔵品は発泡スチロール梱包のパレット4枚と段ボール梱包のパレット2枚を用意。

7日に高岡冷蔵(富山県高岡市)富山工場で、マイナス18度に設定した20フィートの冷凍冷蔵コンテナにこれらを積み込み、伏木富山港コンテナターミナルに陸送後、10日から23日にかけてハイフォン港に海上輸送する。ハイフォン港に到着した後は、通関手続きを経てハノイ市内の倉庫に陸送し、中身の商品は倉庫から同市内の商店へ届けられる。

▲(出所:北陸地方整備局)

実験の関係者らは、梱包内の温度・湿度・衝撃の計測結果や品質確認、現地の嗜好調査などをもとに、同事業の運用上の課題を抽出し、実用化に向けた検討を行う。