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商船三井、ベトナム北部で危険物対応倉庫開業

2020年11月4日 (水)

拠点・施設商船三井は4日、同社が67.5%を出資するベトナムの合弁会社「MVGディンブー」が化学品などの危険物を取り扱うための現地消防基準法に対応した倉庫を開業し、10月30日に開業式を行ったと発表した。

新倉庫は同国北部のハイフォン港に隣接するディンブー工業団地・石油化学エリア内に建設されたもので、周辺には大水深港のラックフェン港、ハノイ=ハイフォン高速道路、カットビ国際空港など立地する。延床面積は5400平方メートル(高床式)で、危険物を保管できる倉庫としては同国最大級。

MVGは2014年に設立、コンテナデポ事業を中心にハイフォン市内2拠点でサービスを提供してきたが、このうちの1拠点に危険物倉庫を建設し、現地で高まる化学品物流ニーズに対応する。

■倉庫概要
機能:一般倉庫、危険物倉庫
主要設備:ドックレベラー16基、高床ホーム、監視カメラ、換気用ファン、消火設備(泡スプリンクラー)、ガス警報機
業務開始:2020年10月1日
延床面積:5400平方メートル