ロジスティクスC&Fロジホールディングスが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高が842億3000万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は42億3400万円(8.8%増)、四半期最終利益は29億700万円(8.2%増)となった。
通過型センター(TC)事業は新センターのフル稼働が寄与し0.7%の増収。労働力確保に伴い労務コストが増加したものの、自社車両による配送比率の引き上げで外注費を削減、部門利益も2.4%伸ばした。保管在庫型物流(DC)事業も増収増益を確保した。
今後の見通しについて「現在建設中の新センターは、来期以降段階的に竣工を予定しており、固定費の負担増加を想定している」と費用増の懸念があるものの、自社車両による配送比率の引き上げ、収受運賃の改善といった取り組みの継続でカバーしたい考え。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 84,230 [2.4%] | 55,724 [2%] | 27,430 [2.7%] | 107,612 [3.3%] |
営業利益 | 4,234 [8.8%] | 2,630 [3.9%] | 1,128 [-7.6%] | 4,088 [6.3%] |
最終利益 | 2,907 [8.2%] | 1,785 [-1.3%] | 789 [0.6%] | 2,782 [6.8%] |
売上高営業利益率 | 5.0% | 4.7% | 4.1% | 3.8% |