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SBS決算、売上高・営業利益ともに過去最高更新

2020年2月10日 (月)

財務・人事SBSホールディングスが10日に発表した2019年12月期の本決算は、ネット市場拡大に伴う物流需要の高まりや、配送料金適正化を背景に3PLが順調に推移した上、18年8月に合流したSBSリコーロジスティクスの通年寄与もあり、売上高は前連結会計年度から520億3100万円増の2555億4800万円(前連結会計年度比25.6%増)、営業利益は19億3500万円増の101億7600万円(23.5%増)と、売上高・営業利益ともに過去最高を更新した。

主力の物流事業は、料金の適正化を進め、新規顧客の獲得と既存顧客の取引を拡大したほか、即日配送部門では急速に拡大するEC需要を取り込んだ。また、3月に稼働を開始したマルチテナント型物流施設「南港物流センター」もおおむね満床稼働で順調に業績に寄与したことから、部門売上2407億7200万円(27.6%増)、部門利益62億7800万円(37.3%増)と大幅な増収増益となった。

来期の業績予想は、不動産事業開発案件が増加し、物流事業が堅調に推移する見通しで、売上高2650億円(前期比3.7%増)、営業利益112億円(10.1%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/12/通期19/12/3Q19/12/中間19/12/1Q
売上高255,548 [25.6%]190,754 [40.2%]126,944 [64.5%]64,628 [73.7%]
営業利益10,176 [23.5%]7,801 [119.5%]5,547 [137.4%]3,837 [320.7%]
最終利益6,079 [37.9%]4,727 [155.9%]3,356 [174.9%]2,256 [345.8%]
売上高営業利益率4.0%4.1%4.4%5.9%