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東京汽船3Q、入出港船舶数の減少で大幅減益

2020年2月12日 (水)

財務・人事東京汽船が12日発表した2020年3月期第3四半期決算(19年4-12月)は、消費税増税や相次ぐ自然災害により内需が低迷したうえ、東京地区でコンテナ船の入出港数が減少したこともあり、全体の売上高は90億8600万円(前年同期比6.1%減)、営業利益は2億6700万円(64.7%減)の減収減益となった。

曳船事業は、横浜川崎地区で作業対象のタンカーが増加したものの、自動車専用船・LNG船、東京地区のコンテナ船、横須賀地区のLNG船、千葉地区の大型タンカー・LNG船――の入港数減少が影響し、部門売上は67億300万円(5.1%減)。これに用船料や減価償却費の増加が加わったことで、部門利益は4億2500万円(43.5%減)となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高9,086 [-6.1%]6,037 [-6.2%]2,920 [-3.7%]12,713 [3.5%]
営業利益267 [-64.8%]188 [-66%]29 [-85.2%]883 [37.8%]
最終利益242 [-72.5%]180 [-69.4%]142 [-38%]1,006 [65.2%]
売上高営業利益率2.9%3.1%1.0%6.9%