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日本郵便、チャーター機6便で中国向け遅延解消へ

2020年2月16日 (日)

ロジスティクス日本郵便は15日、新型コロナウイルス感染症の拡大により大幅に遅延していた中国向け郵便物の輸送について、2007年の民営化以来初めてチャーター機による航空輸送を開始した。

第1便のチャーター機は15日午後に成田空港から中国・大連に向けて出発。同日深夜には第2便となる日本貨物航空(NCA)の貨物専用機が上海に向けて飛び立った。

マスクなどの中国向け郵便物が1月下旬から急激に増加した一方、中国行きの旅客航空機が相次いで運休となったことから、日本郵便では13日までに38万通(個)が滞留。航空機への積み込みに2週間を要する事態となったことから、同社はチャーター機を手配して輸送の確保に動いた。2月中にあと4便を手配して遅延の解消を目指す。