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日本郵便、中国行き航空機不足でチャーター機活用も

2020年2月13日 (木)

ロジスティクス日本郵便は13日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中国行き航空機が大幅に運休となったことを受け、チャーター機の手配や他国経由の輸送を実施し、中国宛て郵便物の輸送路を確保することを発表した。

発表によれば、2月10日以降、現在預かっている荷物を航空機へ積み込むのに2週間を要することが見込まれており、輸送を担う航空機の確保が急務となっている。同社は「中国の郵便事業体とも協力の上、より多くの郵便物を速やかに中国宛てに発送できるよう最大限努める」としているが、引き続き配達までに相当の日数を要することに理解を求めた。

今回の遅延状況に関連し、中国、香港、マカオ、モンゴルの各郵便事業体からは次のように通知があったこともあわせて発表された。

■中国
中国国内全域での郵便物の配達に遅延が生じるおそれがある。
配達に際しては、配達前に電話で受取人に連絡し、配達は非対面で行う。

■香港
郵便物の処理が一時中断される可能性がある。

■マカオ
2月16日まで、マカオでの郵便サービスを一部停止。

■モンゴル
3月2日までの間、国内のすべての教育機関の閉鎖および公的活動の禁止に伴い、モンゴルでの郵便物の処理が一時中断される可能性がある。