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米国日通、西部の主要拠点をロングビーチに移転

2020年2月25日 (火)

国際日本通運は25日、米国日本通運が西部地域の海運・倉庫の主要拠点をカリフォルニア州トーランスからロングビーチに移転し、ことし1月から営業を開始した、と発表した。

移転先のロングビーチは、「ヘビーコンテナコリダー」と呼ばれる重量物規制緩和道路に面しており、重量品輸送に必要な特別な許認可の取得が不要となるため、この立地を生かして大型設備貨物・重量物の輸送や積替作業のほか、新規フォワーディング業務の獲得を目指す。

ロサンゼルスの港湾地区では、米国の好景気を反映し、各種倉庫需要が急増。新拠点では、保管・作業効率を上げるため従来の3棟構成から1棟に集約し、同時にグループ会社であるアソシエイテッドグローバルシステム社と拠点を統一することで、ロサンゼルス発着の幹線輸送の統一を効率的に進めるほか、冷凍・冷蔵の温度管理機能を備えた空調施設を新設することで、温度管理が必要な生鮮品や医薬品の取り扱いを開始する。

施設の概要
名称:米国日本通運 ロサンゼルス支店海運営業部ロジスティクス営業部引越輸送支店
所在地:1901 W. PACIFIC COAST HIGHWAY, LONG BEACH, CA 90810, U.S.A.
倉庫面積:1万6570平方メートル
事務所:1535平方メートル