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コカ・コーラ販社、熊本に1600万本収容の自動倉庫

2020年3月2日 (月)

フードコカ・コーラボトラーズジャパン(東京都港区)は2月28日、熊本市の熊本工場敷地内に新倉庫を竣工し、同日から本格稼働を開始した、と発表した。

同倉庫は、2016年4月の熊本地震で被災した旧南九州コカ・コーラボトリングの本社棟跡地に建設されたもので、同社は物流ネットワーク改革「新生プロジェクト」の中で九州エリアの中核拠点に位置づけている。倉庫の保管能力は、500ミリ ペットボトルで 1600 万本分に相当する 1万2500 パレット。高密度保管システムを採用したことで、従来の半分のスペースでこれを収容する。

同社のブルース・ハーバート執行役員は、「新生プロジェクトの2つ目の物流倉庫が稼働した。熊本工場は19年3月から阿蘇の天然水を採水し、主に九州エリア向けに『い・ろ・は・す』製品の製造を行っており、この熊本工場と熊本倉庫を通じて、これまで以上に熊本の復興と発展に寄与していきたいと考えている」とコメントした。