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サントリー食品、清涼飲料製造担う熊本生産工場が復旧

2016年11月16日 (水)

拠点・施設サントリー食品インターナショナルは15日、4月の熊本地震の影響で操業停止していた、清涼飲料の製造を委託しているサントリー九州熊本工場(熊本県嘉島町)が生産設備の復旧を行い、来年をメドに製造開始すると発表した。

缶商品は2017年3月の製造開始、ペットボトル商品は生産設備の増強を行い17年5月に製造開始する。

熊本工場は4月の震災以来生産設備の損壊に伴う操業停止が続いており、早期の製造再開を目指して取り組んできた。今回の復旧、増強によりサントリー食品は、伸長を続ける清涼飲料事業で「阿蘇の天然水」「伊右衛門」など清涼飲料の中期的な安定供給を図り、九州エリアのさらなる成長を目指す。

■サントリー九州熊本工場概要
復旧、増強内容:清涼飲料生産設備缶ライン1(復旧)常温無菌充填ライン1(増強)
製造開始:缶2017年3月、ペットボトル2017年5月
年間生産能力:1600万ケース(缶・ペットボトル合計)
主な製造可能商品:「BOSS」、その他缶商品、「阿蘇の天然水」スパークリングウォーター・フレーバーウォーター、「伊右衛門」、ほか茶系飲料、「PEPSI」ほか炭酸飲料、「グリーンダカラ」ほかスポーツ飲料など