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体温計必携か、「TruckCALL」に体温記録機能

2020年3月3日 (火)

サービス・商品トラック呼び出し・バース予約システムの「TruckCALL」(トラックコール)を提供するブレイブロジス(大阪市北区)は3日、同システムにドライバーの体温を記録できる機能を追加し、運用を開始したと発表した。

追加された機能は、トラックドライバーがオンラインで入出庫の受け付けをする際に、自身の体温を登録できるようにするもので、既存のシステムの設定を変更するだけで利用することができる。

新型コロナウイルスの感染防止のため、対策を要する倉庫事業者とドライバーの負担軽減を図るという。

▲体温の入力画面

同社に実際の運用方法を尋ねたところ、「ドライバー自身の判断で体温を申告してもらう。システムを導入している物流拠点で、体温を申告しないと入庫を受け付けないといった運用は確認していない」と話した。

システムを導入しているアサヒロジスティクスは、「自社のドライバーに対しては、自宅で体温測定してから出社するなどの対策をとっている。物流拠点に出入りしているドライバーに対して、体温を申告するよう求めているということは認識していない」と話す。

このシステムは、あくまで自己の判断と申告によるものだが、多数のドライバーが出入りする物流倉庫で、接触を避けるためのオンライン申告が必須となるようなことがあれば、ドライバーは体温計を携行する必要があるかもしれない。