ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ZMP、台車ロボ「キャリロ」に呼出・すれ違い機能

2020年3月19日 (木)

▲キャリロ

サービス・商品台車型搬送ロボット「キャリロ」を開発するZMP(東京都文京区)は19日、クラウドAIの連携によりキャリロ同士の「すれ違い」と「呼び出し」を可能とする機能を4月1日からリリースする、と発表した。

「すれ違い制御機能」は、自律移動モデルの「キャリロAD」が複数台交差する場面で、クラウドAIの「ロボハイ」が各機に走行や一時停止の指示を行うことで円滑にすれ違いを実現する機能で、クラウドAIが各機の運行状況を自律的に判断・整理する。

(出所:ZMP)

「呼び出し機能」は、作業者が台車を必要とする場面で、指定した場所にキャリロを呼び出すことができる機能で、タブレットを用いて場所を指定すると「ロボハイ」が待機中のキャリロに移動するよう指示。キャリロが作業中の場合には、予約処理を行うこともできる。

▲キャリロフォーク

同社は今後、クラウドAIによる複数台の最適制御を進化させ、無人フォークリフト「キャリロフォーク」とパレット搬送ロボット「キャリロAD+」を活用した完全無人のパレット搬送を実現するという。