サービス・商品ZMP(東京都文京区)は15日、物流支援ロボット「キャリロ」について、倉庫や工場内での完全無人搬送を実現する新機能を発表した。パレット自動整列機能をはじめ、自動牽引・着脱機能や自動充電機能を新たに公表。クラウドシステム「ロボハイ」での制御により、倉庫や工場内のフルオートメーション化が可能となるシステムだ。
自動牽引・着脱機能は、最大600キログラムの台車を所定の位置にセットするだけでキャリロが自動で台車を連結し、目的地に搬送後、離脱させる。着脱地点はランドマークで設定可能。ことし12月に出荷を始める予定だ。自動充電機能は、クラウド制御またはタブレット端末での設定に基づき、キャリロが稼働中に自動で充電を行う。こちらはことし11月より市場展開する。