車両管理の知見を注入、キムラユニがシステム発売

サービス・商品キムラユニティーは23日、法人向けのクラウド型車両管理システム「KIBACO」（キバコ）を開発し、4月1日から販売を開始する、と発表した。

同システムは、オンライン上で車両台帳管理、車両保険金算出、保険証券管理、運転免許有効期限管理、事故進捗管理、他社との車両コスト比較、点検・車検予約、レンタカー予約、リース契約管理、車両移送管理、安全教育――などのサービスを受けられるもので、利用者自身がデータを活用することで「安全・安心、コンプライアンス、コスト削減」を実現することを目指す。

同社は長年にわたり車両管理の外部委託サービスを提供しており、顧客から「自身で効率的な車両管理を行いたい」という要望が多くあったことから、顧客自身が操作できるクラウド型システムを開発。これまでに培ったサービスノウハウを「KIBACO」を注ぎ込んだ。

▲「KIBACO」のダッシュボード画面

同システムの基本使用料は、100台まで月額3万円（税別）。500台までは月額5万円、1000台までは月額8万円で提供し、運転者向けアプリ版・ブラウザ版の利用など、オプションには別途費用がかかる。

このほか、同社では東海理化（愛知県大口町）と共同でスマートフォンを用いた「デジタルキーシステム」の実証実験を行っており、物理的なキーの受け渡しなく、社用車の受け渡しができるシステムも開発しているという。