キムラユニティー、車両管理に保険付きオプション

サービス・商品キムラユニティーは27日、法人向けのクラウド車両管理システム「KIBACO」（キバコ）に、東京海上日動火災保険の保険を付帯したアルコールチェックオプションを追加し、ことし8月に販売を開始すると発表した。

ことし10月の道路交通法施行規則の一部改正によるアルコール検知器を使ったアルコールチェックの義務化を踏まえて、規則改正に対応できるオプションを設定。直行直帰の場合を想定し、顔写真送信や非対面点呼を可能にした。点呼結果は規則改正に則り1年間クラウド上に保存される。市場で販売されているすべてのアルコール検知器に対応できる。

保険はシステムを使用した運転手が虚偽の申告により飲酒・酒気帯び運転で事故を起こした場合に適用される。事故の補償ではなく、あくまで再発防止に取り組む企業を支援するため、事故後の体制構築や危機管理コンサルティング費用などを保証するものだ。

オプションの価格は運転者一人あたり月額550円（税込）。

▲KIBACOのアルコールチェックオプション利用イメージ（クリックで拡大、出所：キムラユニティー）