ニチレイロジG、名古屋物流拠点を環境配慮仕様に

フードニチレイロジグループ本社は26日、地球環境に配慮したCO2排出量削減活動の一環として、名古屋みなと物流センターでの取り組み内容を発表した。

これによると、同センターの屋上に太陽光パネルを設置。これまでの拠点と合わせた総発電電力量は年間460万キロワット時を見込み、年間2220トンのCO2排出削減を可能にする。また、冷凍・冷蔵EV（電気自動車）トラック2台の運行を開始し、ニチレイ・ロジスティクス東海が冷凍食品の共同配送に活用する。2022年度末にはFIT非化石証書を購入し、電力由来のCO2排出ゼロ化を達成した。

▲名古屋みなと物流センター外観（出所：ニチレイロジグループ本社）

ニチレイロジグループは2022年7月に、第23回物流環境大賞で先進技術賞と特別賞を受賞。太陽光発電設備による環境負荷低減にかかる取り組みにおいて、「本牧物流センター」（横浜市）に太陽光発電設備と省エネ型省力化機器としてパレット搬送型AGV（無人搬送車）を導入したことなどが評価されている。

ニチレイロジグループ、物流環境大賞で2賞に選定

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LOGISTICS TODAY編集部
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