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双日、JOIN支援で加・鉄道車両整備会社を子会社化

2020年4月14日 (火)

行政・団体国土交通省は10日、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が加・鉄道車両整備事業に23億円を出資することを3月13日付で認可し、これを受けてJOINと双日が3月31日に加・キャドレイルウェイ社の株式取得を完了したことを発表した。

キャドレイルウェイ社は、北米大手貨物鉄道事業者やカナダ・州政府の都市交通当局などを顧客として、客車、貨車、機関車の車両整備を実施するカナダ最大手の事業者で、2017年には米・テキサス州の交通当局から通勤車両のオーバーホールを受注するなど、米国市場への進出も進めている。

双日は、15年に同社の株式の41%を取得し、今回JOINの支援を受けて残る59%を取得。今後、車両整備需要の増加が見込まれる米国市場への進出や、日本の鉄道事業者・車両メーカー・車両部品メーカーの北米市場への参入が期待されている。