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JOIN、川西倉庫のインドネシア冷蔵倉庫事業参画を支援

2017年1月24日 (火)
JOIN、川西倉庫のインドネシア冷蔵倉庫事業参画を支援
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ロジスティクス国土交通省は24日、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による、インドネシア・ジャカルタ郊外の冷凍冷蔵倉庫整備・運営事業への出資について国土交通大臣が認可したと発表した。これにより、同事業に参画する川西倉庫は、JOINの支援を受け海外での冷凍冷蔵倉庫整備・運営事業に初めて参画する。

同事業は、川西倉庫とJOINが出資し、ジャカルタ中心部から東へ30キロのジャカルタ郊外で冷凍冷蔵倉庫の整備・運営を行うもの。JOINの物流分野での第1号案件となっており、神戸を拠点としている川西倉庫によるインドネシアでの冷凍冷蔵倉庫整備・運営事業への参画を後押しする。

ジャカルタ都市圏では、堅調な経済成長により所得水準が向上していることから、冷凍冷蔵食品の需要が高まっている。その一方で、こうした冷凍冷蔵食品に不可欠な温度管理や衛生管理の整った冷凍冷蔵倉庫が不足している状況にある。

こうした課題に対応するため、物流事業に関するノウハウを持つ川西倉庫が冷凍冷蔵倉庫を整備・運営することで、日本的な品質管理を導入し、ジャカルタ都市圏の冷凍冷蔵食品市場の拡大につなげる。

総出資額は20億円でこのうち川西倉庫が14億円、JOIN9億円。建設するのは冷凍・冷蔵・定温の3温度帯倉庫で、延床面積は5600平方メートル。2017年後半をメドに完工を目指す。

JOIN、川西倉庫のインドネシア冷蔵倉庫事業参画を支援2

■事業概要
参画企業:川西倉庫、JOIN
総出資額:20億円(うちJOIN9億円)

■倉庫概要
延床面積:5600平方メートル
保管能力:冷凍庫(-20度)1庫、冷蔵庫(0-5度)2庫、定温庫(15-20度)3庫、トラック用搬出入戸口数15
完工:2017年後半