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三井化学、シンガポールで「タフマー」の生産増強

2012年8月30日 (木)

アパレル三井化学は30日、100%子会社の「三井エラストマー・シンガポール社」が、シンガポールで高機能エラストマー「タフマー」の生産能力を増強する、と発表した。

 

シンガポール・ジュロン島の工場敷地にタフマー生産設備を新設するもので、年間8000トンの生産能力を増強、製品倉庫を併設する。投資額は25億円で、来年10月に完工する。

 

タフマーは、三井化学グループが「世界トップ5事業」に位置づける世界トップシェアを持つ競争優位製品で、柔軟で軽量な性質を持つため、樹脂改質材や軟質成形材料として自動車、産業材、包装資材などに幅広く使用されている。

 

タフマー事業で同社は、これまでも北米・欧州地域での物流拠点を設置するなどグローバル物流体制の整備を進めてきたが、シンガポールでも物流品質レベル向上を目的として、製品倉庫・出荷設備を増強する。

 

■三井エラストマー・シンガポール社

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