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神戸市の温室効果ガス排出量、運輸部門は5.3%減少

2010年9月3日 (金)

国内神戸市がこのほど公表した2008年度の温室効果ガス排出量によると、神戸市域で排出された温室効果ガス排出量は1068万トンで、07年度に比べて7.3%減少、基準年度の90年度と比べても3.5%の減少となった。このうち、運輸部門は前年度比で5.3%減、基準年度比で15.3%減となり、排出量の削減が順調に進んでいることが分かった。

 

神戸市では、基準年度比で6%の削減を目指すアクションプログラムを08年に策定しているが、10年度目標排出量では産業部門と廃棄物部門で目標を達成しているものの、運輸部門は08年度実績からさらに8.7%削減しなければならない。アクションプログラムのうち、運輸部門ではモーダルシフト補助、次世代自動車の普及・急速充電設備の整備、グリーン配送の推進、市が管理するバイバスの大型車通行割引――などを実施している。