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神奈川県のCO2排出量、運輸部門は微減

2012年5月28日 (月)

話題神奈川県が28日発表した県内の温室効果ガス排出量推量結果(2010年度速報値)によると、10年の排出量はCO2換算で7405万トンと、前年度から3.4%増加した。

 

このうち、運輸部門は1054万トンと14.7%を占めた。運輸部門の排出量は前年度から0.4%減少、基準年の1990年比では8.1%の減少となった。

 

10年度の排出量は、産業部門が44.1%でもっとも多く、次いで家庭部門(16.6%)、運輸部門(14.7%)、業務部門(12.1%)となった。

 

運輸部門は02年度から08年度まで7年連続で減少した後、09年度に自動車からの排出量増加などによって8年ぶりに増加に転じたが、10年度はほぼ横ばいとなった。基準年からは8.1%減少しており、県では自動車1台当りの走行量減少、船舶輸送量の減少が影響したと見ている。