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富士通セミコン、LSI後工程3拠点を譲渡

2012年8月31日 (金)

拠点・施設富士通セミコンダクター(横浜市港北区)は8月31日、半導体後工程専門の受託会社・ジェイデバイス(大分県臼杵市)に対し、富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ(FIM、富士通セミコンダクターの100%子会社)のLSI後工程製造拠点を譲渡する、と発表した。年内の最終契約締結・取引完了を目指す。

 

これにより、FIMの宮城工場と会津工場がジェイデバイスに譲渡され、同社の製造拠点となる。両工場の従業員は、全員ジェイデバイスに転籍する。FIM九州工場は、段階的にジェイデバイスの九州地区工場に設備を移設し、最終的に全製造を移管する。

 

その際、既存製品は移管先の工場で製造を継続し、同工場の従業員はジェイデバイスへの転籍か富士通グループ内での再配置などを進める計画。

 

譲渡対象の後工程工場で製造される製品は、譲渡後も富士通セミコンダクターから顧客に供給する。