ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱倉庫、倉庫・陸上好調も港湾・国際は苦戦

2020年4月30日 (木)

財務・人事三菱倉庫が30日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高2290億5700万円(前年同期比0.8%増)、営業利益121億9500万円(3.7%減)の増収減益だった。

物流部門は倉庫・陸上運送が堅調に推移したものの、港湾・国際運送の減収分を吸収しきれずに減収減益。不動産部門は賃貸事業の減収分をマンション販売がカバーした。

今期は「西神配送センター」と「南本牧配送センター」の通期稼働と「三郷2号配送センター」の新規稼働で配送センター業務の拡大が見込まれるものの、上半期を中心に新型コロナウイルスの影響を受け、物流部門は減収の見通し。全体では、通期で売上高2230億円(2.6%減)、営業利益113億円(7.3%減)を予想する。