ロジスティクスSBSホールディングス傘下のティーエルロジコムは3日、野田・川越両センター支店と越谷支店に省エネ設備を導入し、今期の設備導入計画が完了したと発表した。
同社は改正省エネ法で定める特定事業者として、計画的に省エネを推進しており、昨年は吉川支店へ省電力型照明を導入した。
社内に設置した「省エネルギー管理推進委員会」を中心に、エネルギー使用量の削減に関する中長期計画の策定と実施に向けた取り組みを進め、6月に野田物流センター支店、7月に川越物流センター支店の倉庫内空調機に電力制御装置を導入。
また、越谷支店では第一・第二倉庫の全照明をLED化し、8月31日に工事が終了、今期の設備導入計画をすべて実施した。
今期導入した設備の省エネ予想効果は、年間で合わせて17万kwhの電力削減を見込んでおり、CO2排出量削減量は63トンとなり、樹齢50年の杉4530本が年間に吸収するCO2量に相当する。