ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

兵機海運、フィリピン航路参入も鋼材低迷期と重なる

2020年5月12日 (火)

財務・人事兵機海運が12日に発表した2020年3月期の連結決算は、新燃料使用の義務化と新型コロナウイルスによる輸送計画の停滞で、主力の内航部門が大きく利益を落とし、全体の営業利益は前期比39.1%減の2億7200万円で着地した。

外航部門はロシア航路と台湾航路が堅調に推移して5.4%の増収を確保したものの、フィリピン航路への新規参入が鋼材需要の低迷期と重なり、営業利益は66%の大幅減益となった。

今期の業績予想は、新型コロナウイルスの影響により開示を見送った。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高13,982 [-2.8%]10,659 [-2.6%]7,138 [-0.6%]3,717 [1.3%]
営業利益272 [-39%]294 [-28.3%]226 [-11%]146 [-11%]
最終利益161 [-55.4%]237 [-23.5%]182 [-6.7%]125 [-3.8%]
売上高営業利益率1.9%2.8%3.2%3.9%