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セイノーHD、最大500億円の調達手段確保

2020年5月20日 (水)

財務・人事セイノーホールディングスは20日、7つの銀行と総額500億円のコミットメントライン契約を締結する、と発表した。

コミットメントライン契約とは、銀行と契約した期間・融資枠内で融資を求めた場合に、銀行側が融資を実行することを約束してもらうもの。今回の契約では、西濃運輸が契約から1年以内に500億円以内の融資を求めた場合、十六銀行、大垣共立銀行、滋賀銀行、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、三井住友銀行、みずほ銀行――の7行が、無担保・無保証で融資を実行することが約束される。

この契約の目的について同社は「社会情勢が大きく変化する中、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するとともに、財務基盤の一段と強化するため」と説明。先週発表された決算短信によると、今期の純利益は前期比71.2%減の74億円を予想しており、今回の契約で新型コロナウイルスの影響による不測の事態に備える。