M&Aモノオク(東京都渋谷区)とベンチャープロパティ(東京都品川区)は26日、両社がオフィス撤退・縮小サポート事業で協業することを発表した。
モノオクが提供するオフィス撤退・縮小サポート事業は、個人が使っていない部屋や余った倉庫などを物置きとして提供するシェアリングサービス「モノオク」を活用し、オフィス移転・縮小で発生するオフィス什器や書類などの一時保管・処分・配送などを一手に請け負うもの。
一方のベンチャープロパティが提供する「トビタツ」は、オフィスの退去希望者から賃貸借契約や現状復帰作業を引き継ぐことで、退去希望者が最短0ヶ月で退去できるようにするサービスで、今回両社が協業したことにより、退去にかかる什器や荷物の配送・保管を「モノオク」が請け負い、賃貸借契約や原状復帰を「トビタツ」が引き継ぐ体制が整う。
両社は、この協業により月々の固定費を大幅に削減するサービスを提供できるとしており、サービスを組み合わせた新しいサービスプランを用意しているという。
新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、オフィスの退去や縮小を希望する事業者が多いことから、両社は新サービスで需要を取り込みたい考え。