ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日野自主導のW連結トラック幹線輸送に3社参画

2020年6月2日 (火)

ロジスティクス日野自動車と子会社のネクストロジスティクスジャパン(NLJ)は2日、NLJがアサヒ、江崎グリコ、トランコムなど5社と昨年12月に開始した共同幹線輸送のスキームに、新たなパートナーとしてニチレイロジグループ、日本梱包運輸倉庫、三菱UFJリースの3社を迎え入れると発表した。

▲左からニチレイロジグループ本社の北川倫太郎業務革新推進部長、日本梱包運輸倉庫の大岡誠司社長、三菱UFJリースの水谷真基常務、NLJの梅村幸生社長

これまでは、日野自動車のダブル連結トラックにアサヒと江崎グリコの貨物を混載し、2社で埋まりきらなかった空きスペースをトランコムの求荷求車マッチングサービスで埋めていたが、これにニチレイロジグループの低温貨物が加わる。ダブル連結トラックを多数保有する日本梱包運輸倉庫は、常温車と低温車の同時輸送や、クロスドック拠点で別の連結トラックと交換するノウハウを提供する。

▲共同幹線輸送に使用する日野自動車のダブル連結トラック

三菱UFJリースは、クロスドック拠点などの物流施設を開発・保有するほか、共同幹線輸送の規模拡張に備えてマネジメントスキームを構築する。

新たに参画した3社は、合わせて4000万円をNLJに出資。NLJとパートナー8社は、今後も参画企業の輪を広げ、将来的にあらゆる荷主と運送会社が利用できるオープンな物流の仕組みを確立する。

■新たな幹線輸送スキームのイメージ図

(出所:日野自動車)

日野自主導でW連結・共同幹線輸送開始