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トラストスミス、自動搬送トラックの開発開始

2020年6月17日 (水)

▲自動搬送トラック

話題東大発のAIベンチャー企業「TRUST SMITH」(トラストスミス、東京都文京区)は15日、自動運転トラックを活用した工場敷地内における自動搬送ソリューションの開発を開始した、と発表した。

自動搬送トラックの開発には、名古屋大学などで開発された自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」(オートウェア)を活用する。自車位置や周囲物体をレーザーレーダー、カメラ、全世界測位システム(GNSS)などの環境センサーを利用して認識しながら、倉庫内で自律走行するという。

 
スマートファクトリーの実現を目指す同社は、障害物回避型ロボットアームや作業者が荷物を積載するとロボットが自動運搬する仕組みをすでに物流現場や工場で稼働させている。これまでの経験やノウハウを生かし、製造業や運送業のパートナーとともに、実用化に向けた実証実験を進めていくことで構内の完全自動化へ向けた取り組みを加速させる。

スマートファクトリーとは
工場内のあらゆる機器や設備、工場内で行う人の作業などのデータを、IoT(モノのインターネット)などを活用して取得・収集し、このデータを分析・活用することで新たな付加価値を生み出せるようにする工場のこと

東大発AIベンチャーがAI自動搬送ロボの開発に成功