ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トラストスミス、複数AGV群制御システムを開発

2021年7月30日 (金)

サービス・商品TRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区)は7月30日、複数のAGV(自動搬送ロボット)を同時に動かす群制御システムを開発したと発表した。短時間で高精度な荷物の運送を実現し、物流現場における労働力不足の解消や作業効率の向上を目指す。物流業界へのDX(デジタルトランスフォーメーション)普及につながる技術開発として、業界の関心を集めそうだ。

物流現場の業務効率を改善する取り組みとして、複数のAGVが相互に連携し合いながら動く「群制御」に注目が集まっている。トラストスミスはこれまで、取り組んできたリフト式AGV(自動搬送ロボット)のハードウェアの開発で培ったノウハウも活用しながら、複数台のリフト式AGVを同時に動かす「群制御」のソフトウェアを編み出した。

今回開発した群制御システムは、複数のAGVの移動距離の削減や、AI(人工知能)によるAGV同士の衝突回避などの機能が特徴。稼働中の新たなミッションにも即時に対応できる機能も付加して、物流現場における実用的な仕様とした。

(出所:TRUST SMITH)