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SBSフレックが日ノ丸急送の株式取得、四国進出へ

2020年6月19日 (金)

M&ASBSフレックは19日、日ノ丸急送(高松市)の株式の49%を8月1日付で取得する、と発表した。

日ノ丸急送は大手コンビニチェーンや食品卸の輸配送・保管業務のほか、新聞・雑誌の配送なども手がける物流会社で、香川・愛媛・高知・徳島・岡山に13営業所を展開して四国一円に事業を拡大、2020年3月期には31億円を売り上げている。

一方、SBSフレックは旧・雪印物流の時代からおよそ半世紀にわたって食品の低温物流を全国で展開しているが、唯一四国には営業所がなく、岡山市に「中四国営業所」を設けるにとどまっていた。同社は、事業の親和性が高い日ノ丸急送の株式を取得することで四国の物流網を獲得するとともに、SBSグループとの連携でさらなる事業拡大を目指す。

株式を取得する8月1日以降、SBSフレックは非常勤取締役を派遣する方針。