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-18度で8時間以上、保冷コンテナのOEM受注を開始

2020年6月25日 (木)

サービス・商品複合材や生活関連商品の開発と販売を行うイノアックコーポレーション(愛知県名古屋市)は25日、高性能断熱材サーマックスを搭載した保冷コンテナ「ネオエース」の開発および、OEM受注を開始した、と発表した。

同社が販売するネオエースシリーズは、冷凍食品とアイスクリームの店舗配送用や病院と薬局への要冷蔵医薬品の配送用として、耐久性と遮光性、断熱性に優れたアルミニウムタイプ表皮を内外装に使用した軽量設計の保冷コンテナ。

従来品のネオエースの中材は、押出法ポリスチレンフォーム製ボードだったが、ポリイソシアヌレートフォームで作られたサーマックスを中材に使用することで従来品に比べ、保冷性能が向上することが分かった。従来品は7時間50分で-18度を超えてしまうが、サーマックスを使用した製品は、従来品よりも1時間も長く-18度以下を保つことができるという。

サーマックスを使用することで従来品に比べ熱伝導率が小さく経時変化も小さいため、保冷剤を減らしても保冷効果は変わらず、保冷剤を減らした分、運搬できる内容量を増やすことができるとしている。

 

■製品やOEMに関する問い合わせ先
https://www.inoac.co.jp/inquiry/products