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イノアック社、自社保冷箱で72時間氷点下70度保持

2020年11月26日 (木)

サービス・商品高分子化学品メーカーのイノアックコーポレーション(名古屋市中村区・東京都品川区)は26日、自社製のワクチン輸送用保冷ボックス「ネオマックスS」が、評価試験で内容物の温度をマイナス70度で72時間保持することに成功した、と発表した。

ネオマックスは断熱性に優れた計量設計のワクチン輸送用保冷ボックスで、ドライアイスや蓄冷剤と組み合わせることで柔軟な保冷管理が可能になる。

マイナス70度を目標とした超低温管理試験を実施し、複数のドライアイスや蓄冷剤の種類と量を組み合わせた結果、内容物の温度をマイナス70度のまま、72時間保持することができたという。任意の時間ごとに温度を測定し、そのデータをPCやスマートフォンに記録・保存できる温度ロガーも来年2月に発売する。

■「ネオマックスS」製品サイト
https://www.inoac.co.jp/package/cold_storage/neo_max.html