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生鮮品配送のセンチョク、都内の自前物流拡大

2020年6月29日 (月)

フードフードサプライ(東京都大田区)は、同社と築地山治、プライムミート、かいせい物産の4社で開始した生鮮品の配送サービス「センチョク」を30日から東京都港区でも提供開始する。

豊洲市場にあがった鮮魚・肉・野菜・果物を当日のうちに卸業者が厳選し、配送料500円で宅配する同サービスは、これまで東京都世田谷区・目黒区・品川区・中央区・千代田区を対象としていたが、これに港区を追加。7月以降は渋谷区・江東区・大田区・中野区・豊島区にも順次拡大させる。

4社は、飲食店需要の回復が進まず苦境に立たされている生産者や卸業者、物流業者を活性化する目的で同サービスを開発しており、配送には外食卸で活用していた各社の物流網を相互利用する。今後は自前物流の利点を生かし、地域に根ざした物流を構築していくという。


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