国内オンラインモール「センチョク」を運営するフードサプライ(東京都大田区)は17日、サービス対象地域を都内5区に拡大する、と発表した。
これまでの世田谷区、目黒区、品川区に加え、20日から中央区と千代田区で野菜・果物の宅配を展開。今後は月内に港区、7月に渋谷区、8月に江東、大田両区への拡大を計画している。
配送は、それぞれ専門の卸が同社契約の専用配送車で対応し、直接宅配することで「食卓に美味しい料理を安心・安全・安価にてお届けする」(フードサプライ)としている。
本来、全国配送や幅広い顧客をターゲットにできるというメリットがあるECだが、地域限定とすることで高い品質とコストパフォーマンスの両面で競争力を高めている。築地山治、プライムミート、フードサプライ、かいせい物産と4社の外食卸が共同でクロス物流を実施することで、家庭まで商品を届ける仕組みを整えた。
※5月10日から宅配サービスデリバリーマーケット「デ・リ・マ」を開始していたが、参画会社が増えたことを受けて、サービス名を「センチョク」に変更。