拠点・施設日本GLPは6日、神奈川県相模原市で開発中の大規模物流施設群「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」について、当初4・5番目の施設として2023年に着工予定だった専用開発(BTS)型の「GLPアルファリンク相模原IV」を2番目に繰り上げてことし7月に着工すると発表した。21年10月の竣工を目指す。
同施設は、延床面積10.6万平方メートルの地上4階建て倉庫。庫内には、入出庫をスムーズにする両面バース、全館空調、大型シーリングファンを採用したほか、自動化・省人化を実現する最新設備に対応するよう、1階の天井高を標準的な倉庫よりも高く設定した。
外観は「アルファリンク相模原」の施設に共通するカラーとして白色を基調とし、内装には陸を表すライトグリーンと、海・空を表すライトブルーを採用した。
「アルファリンク相模原」は、29万5000平方メートルの「キャタピラージャパン相模事業所」跡地に物流施設4棟と共用施設1棟を建設するもので、1棟目の「-相模原I」の5階部分には開発の目玉となるターミナル機能を備える。
このターミナル区画に佐川急便と西濃運輸が入ることで、4棟の入居企業に対し、安定的に長時間対応できる集荷・配送体制を確立。集配と幹線輸送を一体運用し、効率的な輸配送を提供する。
■アルファリンク相模原の概要(2020年7月時点)敷地面積 | 延床面積 | 着工予定 | 竣工予定 | 施設概要 | |
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相模原I(共用棟含む) | 13万7000m2 | 30万6000m2 | 2020年1月 | 2021年8月 | 6階建/免震 |
相模原II | 6万9000m2 | 17万3000m2 | 2021年9月 | 2023年4月 | 6階建/免震 |
相模原III | 3万9000m2 | 9万9000m2 | 2023年5月 | 2024年12月 | 6階建/免震 |
相模原IV | 2万5000m2 | 10万6000m2 | 2020年7月 | 2021年10月 | 4階建/免震 |