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upr、コロナでパレット注目集め3Q好調を維持

2020年7月14日 (火)

財務・人事ユーピーアールが14日に発表した2020年8月期第3四半期(19年9月-20年5月)の連結決算は、新型コロナウイルスの影響によりトイレットペーパーの店頭在庫が不足したことで、改めてパレット輸送に注目が集まるなど、レンタルパレットの需要が高止まりしたため、売上高94億1800万円(前年同期比8.8%増)、営業利益9億2300万円(31.5%増)の増収増益となった。

物流事業の売上高は、87億4600万円で8.3%の増収。レンタルパレットが8.9%増の63億2900万円、パレット販売が7%増の20億4000万円と、全体をけん引した。アシストスーツ部門は、展示会や説明会が開催できなかった影響で伸び悩んだが、19%増の1億2700万円を売り上げた。

今後の見通しについては、引き続き家庭紙業界でレンタルパレットの利用が増加するとみており、新型コロナウイルスの影響は「軽微」と判断。通期で売上高125億円(7.1%増)、営業利益9億7500万円(28.8%増)の予測を据え置いた。