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ヴイストン、研究開発用台車ロボのレンタル開始

2020年7月15日 (水)

サービス・商品ヴイストン(大阪市西淀川区)は14日、研究開発用台車ロボット「メカナムローバーVer2.1」のレンタルサービスを開始した。

メカナムローバーVer2.1は同社製の研究開発用台車ロボットシリーズの一つで、ロボット本体をレンタル対象とすることで研究機材の費用精算を柔軟にし、顧客が円滑に機材を導入できるようにする。

この台車ロボットは四輪駆動の「メカナムホイール」を搭載しており、「Arduino IDE」と呼ばれるソフトウェアでプログラム開発が可能なほか、ロボットオペレーションシステム(ROS)デバイスとしての制御に対応。積載重量は40キロの大型台車ロボットだが、容易に取り扱うことができるのが特徴。

長期レンタルでは、レンタル機体でありながらロボット本体への改造が可能で、多様な開発用途に対応する柔軟な活用が可能。すでに開始済みのメガローバーVer2.1のレンタルサービスと合わせ、広い範囲の研究・開発用途に活用できる。

レンタルサービスは、10日間を基本とした短期レンタルと、6か月程度以上を想定した長期レンタルの2種類を用意。短期レンタルは、メカナムローバーVer2.1の基本的な動作確認や導入検討に適し、長期レンタルは本格的な開発作業に向いている。費用は短期レンタルが1日1万円、長期レンタルは5万5000円から。