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ヴイストン、物流向け研究用台車ロボ発売

2020年8月3日 (月)

サービス・商品ヴイストン(大阪市西淀川区)はこのほど、注文時に駆動輪の間隔(トレッド)とホイールベースを指定できる研究開発用台車ロボット「メガローバーVer2.1サイズオーダー版」を発売した。

このロボットは、40キロの重量物を運搬できる従来製品をベースモデルとしながら、注文時の寸法指定に対応する研究開発用台車。用途に合わせた指定サイズで注文できることから、研究・開発用途に対し柔軟に適応させることが可能。

ソフトウェアもシンプルで自由度の高いプログラム開発が可能で、同社では従来から寄せられていた「任意の寸法で台車ロボットを製作して欲しい」といったカスタム設計に対応しやすくなる。

寸法指定の範囲は、トレッドが480-1000ミリ、ホイールベースが277-800ミリで、最小指定幅は1ミリ単位。指定寸法に関わらず、可搬重量は40キロとなる。

内蔵バッテリーによる最大稼働時間は65時間で、長時間にわたる稼働テストに対応。同社は「実用を見据えた実証実験や現場での実動検証など、物流・運送業務などで求められる自動運転や自動運搬技術の迅速な開発と実用化を支援する」としている。