拠点・施設日本通運は7月31日、溝の口物流センター(川崎市高津区)の信託受益権をプロロジスが運営する特定目的会社に売却したと発表した。
譲渡額は公表していないが、同社は溝の口物流センターのほかに3棟の建築中医薬品専用倉庫も同じ方法で売却する方針で、4物件の合計譲渡額は「500億円超」を見込んでいる。3棟の医薬品倉庫については、完成後に譲渡する。
いずれの物件についても、売却後も日通がテナントとして借り受けて使用を継続する。溝の口物流センターの売却に伴う譲渡益95億円は、特別利益として4-6月期に計上した。