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栗林商船1Q、北海道航路「ほぼすべての貨物激減」

2020年8月7日 (金)

財務・人事栗林商船が7日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高が前年同期比15.6%減の98億8800万円、営業損益は2億8300万円減少して3億6700万円の損失となった。四半期最終損益は、固定資産処分益3億9300万円を計上したことで2.6倍の1億3200万円を確保した。

北海道定期航路は、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して「ほぼすべての取扱貨物が激減」し、航路変更や減便の実施に追い込まれた。燃料費が減少したものの、貨物輸送量の減少をカバーするには至らなかった。近海航路は「市況は閑散としている」が、中国で景気を持ち直す動きが続き、三国間定期航路は堅調に推移した。通期は従来予想を据え置く。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q [前年同期比]20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]
売上高9,888 [-15.6%]45,991 [-3.4%]34,851 [-1.8%]23,440 [2.8%]
営業利益-367 [ - ]437 [-74.7%]586 [-49.2%]353 [-9.9%]
最終利益132 [164%]430 [-73.7%]479 [-54.9%]259 [-46.7%]
売上高営業利益率-3.7%1.0%1.7%1.5%