財務・人事栗林商船が7日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高が前年同期比15.6%減の98億8800万円、営業損益は2億8300万円減少して3億6700万円の損失となった。四半期最終損益は、固定資産処分益3億9300万円を計上したことで2.6倍の1億3200万円を確保した。
北海道定期航路は、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して「ほぼすべての取扱貨物が激減」し、航路変更や減便の実施に追い込まれた。燃料費が減少したものの、貨物輸送量の減少をカバーするには至らなかった。近海航路は「市況は閑散としている」が、中国で景気を持ち直す動きが続き、三国間定期航路は堅調に推移した。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/1Q [前年同期比] | 20/3/通期 [前年同期比] | 20/3/3Q [前年同期比] | 20/3/中間 [前年同期比] | |
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売上高 | 9,888 [-15.6%] | 45,991 [-3.4%] | 34,851 [-1.8%] | 23,440 [2.8%] |
営業利益 | -367 [ - ] | 437 [-74.7%] | 586 [-49.2%] | 353 [-9.9%] |
最終利益 | 132 [164%] | 430 [-73.7%] | 479 [-54.9%] | 259 [-46.7%] |
売上高営業利益率 | -3.7% | 1.0% | 1.7% | 1.5% |