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米キャメロンLNG、全プラントが商業運転開始

2020年8月11日 (火)

ロジスティクス日本郵船は11日、三菱商事との米国合弁会社を通じて参画しているキャメロンLNGプロジェクトで、LNG生産設備第3系列の商業運転を10日に開始したと発表した。これにより、合わせて3系列のLNGプラントすべてが商業運転を開始、年間1200万トン超のLNGを輸出する世界最大級のLNG生産設備が完成した。

▲LNGプラント(出所:日本郵船)

このプロジェクトは、キャメロンLNG社が事業主体として推進しているLNGプロジェクトで、センプラエナジーが50.2%、トタルが16.6%、三井物産が16.6%、日本郵船と三菱商事の合弁会社が16.6%を出資。日本郵船は、輸出されるLNGの海上輸送の一部も担っている。

同社では「プロジェクトを通じてLNGバリューチェーンにより広く関与する。LNGビジネス全体に対してより深い知見を得ることで新たなビジネスチャンスを創出し、運賃安定型事業のさらなる積み上げに努める」としている。